【お知らせ】宮崎県で2018年以来の豚熱発生

2025.04.12

九州にお住まいのオーナー様へ

宮崎県都城市において、野生のイノシシ1頭が「豚熱(CSF)」に感染していたことが確認されました。

この事例を受けて、宮崎県をはじめ、鹿児島県・熊本県・大分県など九州各県のオーナー様におかれましては、今一度、防疫意識を高めていただき、以下の対策を徹底していただきますようお願いいたします。

【防疫対策のお願い】

① 手洗い・消毒の徹底
ブタさんに触れる前には、必ず手洗いや消毒を行ってください。
特に、外出先から戻られた際は、念入りな衛生管理をお願いいたします。

② ワクチン接種の徹底
豚熱(CSF)ワクチンの接種に加え、人畜共通感染症予防として、「日本脳炎」や「豚丹毒」などのワクチン接種も確実に行い、ウイルスの持ち込みを防ぐようにしましょう。

③ お散歩・外出の制限
ウイルスは靴底や車のタイヤなどを通じて運ばれることがあります。
感染経路の遮断のためにも、ブタさんのお散歩や屋外への移動は、できる限り控えていただくことを推奨いたします。トイレや運動のために外に出る場合も、最小限にとどめましょう。

④ 他のブタさんとの接触回避
異なる飼育環境にいるブタさん同士の接触は、感染リスクを高める可能性があります。

宮崎県では、今回の発見場所から半径10km圏内を「感染確認区域」とし、接触の制限を呼びかけています。万が一感染が確認された場合、10日以内に接触のあったブタさん全匹が対象となる場合もございます。

「うちの子」を守るだけでなく、地域全体のブタさんを守るためにも、今後も、これまで以上に飼育環境の衛生管理および感染経路の遮断について、十分なご配慮をお願いいたします。


【参考情報】
詳細につきましては、以下の公式発表をご確認ください。

農林水産省|宮崎県における野生イノシシの豚熱感染事例の確認について
URL:https://www.maff.go.jp/j/press/syouan/douei/250411.html

都城市公式ホームページ|市内における野生イノシシの豚熱疑い事例(4月11日現在)
URL:https://www.city.miyakonojo.miyazaki.jp/soshiki/72/73346.html